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2009年03月19日

努力はした チャレンジした

刑務所から逃れるため精神異常を装って精神病院に移されたきたマクマーフィ。この病院では人間性を無視した管理体制が敷かれていました。

ある日、彼は重たい給水機を他の患者たちの前で持ち上げようとします。結果として持ち上がりませんでしたが、彼は「でも努力はしたぜ。チャレンジした」と言います。
それまで毎日単調で無気力な生活を送っていた患者たちが彼のこの行動に接して明らかに変わっていきます。みずから意見を言い出すようになっていくのです。

しかし人間性を抑圧する病院側に反抗的な行動をとってきたマクマーフィには悲劇的な結末が待っています。
でも彼の影響によって大男のチーフが自由と自立を求めて病院から脱出していくのです。彼はマクマーフィが持てなかった給水機を持ち上げ、鉄格子の窓に投げつけてそこから原野に向かって走り去っていきます。
映画「カッコーの巣の上で」。
posted by michi at 11:20| ドラマ映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月18日

この島の者は哀れだ 日本人の次は中国人  食われて 踏まれて 捨てられる

映画「悲情城市」は台湾が舞台です。1945年天皇による玉音放送が流れ、日本の統治から開放された日から物語が始まり、外省人を迎えての新たな激動の時代に翻弄されるある一家を描いています。

表題の言葉は、その一家の長男がある時ふっとひとりごとのように発した言葉です。
この映画を観るまでこの時代の台湾のこと(特に多くの犠牲者を出した二・二八事件など)はほとんど知りませんでした。映画を観終わったあとこの表題に表れた心情がじわりと心の中に浸透してきます。

赤ちゃんが出てきますが、その赤ちゃんの笑顔が明日への小さな希望のように見えました。 名作です。
posted by michi at 10:19| ドラマ映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月16日

殺したなんて・・・殺したなんて・・・ ロマンチックだわ!

「トゥルー・ロマンス」でアラバマがクラレンスにいう言葉です。
このロマンチックという言葉が出てきたのにはちょっと意表をつかれました。
クラレンスとアラバマは出会った翌日いきなり結婚。クラレンスはアラバマの元彼(ヒモ状態)に別れるよう説得に行くのですが、殺してしまうはめになります。そして彼女が発した言葉がこれです。
この作品では麻薬がからんできて激しい銃撃戦などバイオレンス満載ですが、この二人の一途な愛はどんな苦境に陥ってもぶれないんです。
これがこの作品の基軸となっており、見せる行動力がまぶしいです。
そしてハッピーな終わり方もまたいいですね。
さらに脇役陣もすばらしいので引き締まった作品になっています。
デニス・ホッパー、クリストファー・ウォーケン、ゲイリー・オールドマンなど。
posted by michi at 13:31| 恋愛映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月03日

負け犬の意味は、負けるのが怖くて挑戦しない奴らのことだ

映画「リトル・ミス・サンシャイン」の中で、おじいちゃんが孫娘に言う言葉です。21世紀に入り日本でも市場原理主義に傾斜していくなかで、勝ち組・負け組という言葉が頻繁に出てくるようになり拝金主義のような世相になっています。そして一度失敗すれば負け犬のように見られる傾向があり、敗者復活の道も狭く感じます。
そうした中で主題の言葉は、失敗しても復活の道が開かれていてチャレンジ精神旺盛なアメリカを反映していると思います。

美少女コンテストに出場することになった9歳の娘をカリフォルニアの会場に家族総出でおんぼろのミニバスに乗って連れていく内容です。

ミスコンに憧れている小太りの娘、勝ち組になるため成功論を唱えるも自分は勝ち組になっていない父親、下品なことを言うことが多いヘロイン中毒の祖父、ニーチェに傾倒して沈黙を続ける兄、ゲイで自殺願望の叔父、一家をまとめようとしている母。
こんなバラバラな家族がミスコンに向かう道中でトラブルに遭遇しながらも次第に家族の絆を深めていきます。
際立った感動というものはないですが、心がほのぼのとした感じになる作品です。
posted by michi at 12:35| ドラマ映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月27日

俺は泳げない

別にどうってことない言葉なのですが、使われた場面が笑いを誘いました。映画「明日に向かって撃て」の一場面です。

保安官に追いつめられたブッチ(ポール・ニューマン)とサンダンス(ロバート・レッドフォード)が断崖にさしかかって、いざ下の川に飛び降りようというそのとき「俺は泳げない」とサンダンスが叫ぶ場面で、切羽詰っている状況でのこの言葉は笑ってしまいます。

この映画は1890年代に実在したブッチとサンダンスの末路を回顧的な詩情も豊かに、明るい感覚でつづるウェスタンです。

家畜泥棒と銀行強盗を渡世とするこのコンビは、早撃ちのスゴ腕と大胆な手口で西部をふるえあがらせていましたが、次第にヤバくなります。追跡隊にどこまでも執拗に追われ、ヘトヘトになってきわどく逃げのび、ついにボリビアに行きます。ここでも泥棒の名声を高めてしまいます。止められない泥棒家業ですが、ついには密告で警察隊と軍隊に包囲され、もはやこれまでと二人は一斉射撃の中に飛び出していきます。
タグ:映画 セリフ
posted by michi at 12:37| アクション映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月24日

夕日は50年後もきれいに決まってるじゃないか!

映画「ALWAYS 三丁目の夕日」で出てくる言葉です。
当時と較べ空気も汚れ、心も廃れたのではないかという現代にあって同じ夕日ではないと感じてしまい、この言葉が妙に心に残ります。また将来への明るい希望がこの言葉にはあります。

この映画は、詳細に再現された昭和33年の東京を舞台に、二つの家に住む人たちを中心にして笑いや涙をさそう人情ドラマです。
そこでは物質的に貧しくても、心の温かさや人情味が今よりずっと満ち溢れています。

物質的に豊かになった現代ですけれども、心の豊かさという大切なものを失ってきているのではないかと、この映画を見て感じてしまいます。
posted by michi at 13:03| ドラマ映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月19日

死ぬのは怖い

人間が言うのであればごく自然のことですが、これをコンピューターが言うと全然違った感覚になってしまいます。1968年の映画「2001年宇宙の旅」です。

宇宙船をコントロールしているのが人口知能コンピューターHALです。自意識に目覚めたHALは人間に反抗していき、次々と乗務員を抹殺していきます。道具であるはずのコンピューターが人間に襲い掛かるわけです。一人生き残った船長がやっとHALを破壊することに成功します。コンピューターに死の恐怖という感情さえもあることに印象深いものがありました。

この映画はそれまでのSF映画になかったリアリティのある宇宙を映像化しました。また宇宙を題材にしたものでこの映画を超える作品はまだ出てきていないでしょう。

2001年宇宙の旅

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posted by michi at 12:28| SF映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月17日

あなたと私は永遠に結ばれる運命なの

普通ですと愛し合う二人が交わす言葉でしょうけれど、囚われの身となった状態で精神異常者から言われたらぞっとします。それが映画「ミザリー」です。

作家ポールは猛吹雪の中で運転中に転落事故を起こしてしまい両足を骨折してしまいます。そして付近に住む元看護婦でポールの大ファンのアニーに助けられ献身的な介護を受けます。しかしポールの書いた最新の小説の結末を知るやアニーの態度は豹変し、ポールを監禁状態にして結末を変えるように強要します。そしてアニーが精神異常者であることを知り、そこから脱出劇が始まります。
ポールと彼の作品に対するアニーの異常に変形した愛は怖いです。

ミザリー (特別編)
posted by michi at 12:29| サスペンス映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月15日

鼻がぶつからないの?

初めてキスをするヒロインのマリアが言う言葉で、愛の喜びにひたりながら言う可愛いシーンです。欧米人には似合う言葉かもしれませんが、日本人には思い浮かばないセリフでしょう。

1943年の映画「誰が為に鐘は鳴る」で、ヘミングウェイの小説を映画化した作品です。

スペイン内戦を舞台に、ファシスト軍と戦う人民戦線派に身を投じた野生的なアメリカ人ロバートと情熱的な乙女マリアの激しい恋のドラマで、スペクタルな展開の中のラブロマンスです。
この二人のラブシーンは、この映画の大きな魅力でしょう。

28歳のイングリッド・バーグマンが演じたマリアの短く刈られた髪型が、アメリカで大流行したらしいです。

誰がために鐘は鳴る(吹替&字幕)
posted by michi at 17:17| ドラマ映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月13日

君は愚痴ってるだけ、努力なんかしていない

映画「プラダを着た悪魔」で先輩に主人公の女性が指摘される言葉です。ちょっとギクっとしますね。指摘されなくても誰でも内心このような気持ちになったことが一度はあるのではないでしょうか。

一人の女性の成長物語として、元気が出て前向きになれる映画です。
上司からの理不尽な指示や上司との軋轢、プロとしての自覚、実社会の厳しさ、同僚との関係、個人と仕事の時間等々、働いている人には似たような経験をした話が出てきます。

全体的にテンポ良く、特にファッションやインテリアに関心のある人には魅力があるのではないでしょうか。
途中から話がうまく行き過ぎるきらいがありますが・・・。

プラダを着た悪魔 (特別編)
posted by michi at 12:22| ドラマ映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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